雨上がりの技科大

標高40メートル。これは、技科大のほぼ中央に位置する中庭付近の海抜である。南に約4キロメートルに太平洋があるが、ここは小高い丘の上なので、想定される東海地震の津波からは安全である、ということになっている。

初夏の雨上がりのこの季節に、よく観察すると大学の周辺には、いろいろな動植物が生息している。最近少なくなったといわれるツバメは、猛スピードで歩行者の顔すれすれに飛んでいく。ウグイスの声も聞こえるし、ホトトギスも鳴いている。

写真は、大学の南駐車場に咲いている「野ばら」と、雨上がりに構内あちこちにいて、おもわず、踏んづけそうになってしまうカタツムリである。こんなポピュラーなものはともかく、動植物を観察していて、常々思うことは、「これ何だろう?」というときに、写真から一発で検索できないかなあ、ということだ。情報検索研究室としては、近い将来、そんなプログラムをぜひ作りたいと思っている。

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もうひとりの寡黙な研究者

4月から新しい学生を迎え1か月過ぎました。桜の季節は足早に過ぎ、初夏の香りがキャンパスにみなぎっています。朝、車で技科大の広い駐車場に来ると、もう一人(?)の研究者が待っています。それが写真のミケです。とにかくじっと待っているのです。こちらが怖くないと学習したのか、車から出るや否やボンネットに飛び乗ります。まだ、少しひんやり感がある朝は必ず待っています。温かみの残るボンネットの「ホットスポット」場所を知っているようで、そこに行儀よく座ります。この駐車場からD棟を眺めると「豊橋技術科学大学」の看板が目にはいります。それが右の写真です。2つの対照的な絵ですが、なぜか(ミケが)もうひとりの寡黙な研究者にように思えてきました。

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DEIM2012 ~神戸舞子にて~ 

2004年に最初にDEWS (Data Engineering Work Shop)に参加して以来、ほぼ毎年平均1人以上発表している国内学会に、今年も4人の学生と参加しました。現在はDEIM (Data Egnineering and Information Management:データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム)という名称に代わってからの第4回目となります。なにしろ、うちの研究室の研究内容すべてがこの学会に綺麗にフィットするので、このような学会の存在はありがたい限りです。昨年はトマトの収量予測の研究とWebスパムの研究の2件発表しました。今年はマイクロブログで2件、三次元モデルの検索1件と合計3件の発表をすることができ、参加者も全体で過去最高の530人となったそうです(当研究室からも5名と過去最高の参加者でした)。会場は、明石大橋の見えるJR舞子駅にほど近いホテルでした。天気はあいにく、曇ったり雨がふったりでしたが、神戸といえば、有名なスパコン「京」の招待講演やスパコン施設の見学会などがあり、旬な話題も多かった気がします。自分も久しぶりの座長とコメンテータの両方を卒なく(?)こなしました。

写真は、舞子ビラから見た瀬戸内海にかかる明石大橋です。右は、参加・発表してくれた研究室の学生君たちです。お疲れ様でした。

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研究室創設8年目を迎えて~豊橋のこと(その1)~

豊橋技術科学大学に赴任し、研究室を立ち上げて、ほぼ8年経ちました。移住してきた人間の目から、大学の位置する豊橋市に関して、機会を見て時折紹介していきたいと思います。人口は38万人ちょっとで、愛知県では、名古屋市、豊田市についで3番目に大きな都市です。県内では最も東南に位置し、豊橋市を含む愛知県東部は通称「東三河」と呼ばれます。また、隣接する静岡県の湖西市や浜松市には30分から1時間以内に車で行くことができ、プロバスケットボールの「浜松・東三河フェニックス」というチームがあるように、静岡県西部のほうが、名古屋より近かったりします。

大学は、豊橋市の駅から南に7キロほどの、「雲雀ヶ丘」という渥美半島の付け根あたりの小さな丘陵地帯に位置します。さらに南に4キロほど行くと、「アカウミガメ」の産卵地で有名な太平洋に面する表浜海岸があります。気候は穏やかで、今年のような寒い冬でも、雪が降っても根雪になるようなことはほとんどありません。

写真は、豊橋鉄道渥美線「高師駅」にほど近い「高師緑地公園」の早朝の風景です。左が早朝の公園内の松を中心とした雑木林の様子で、右が「アイプラザ」と呼ばれる大学の入学式や卒業式が行われる建物の道路の先から見た風景です。「ゴミゼロ」運動の発祥地である豊橋らしく、公園にゴミはほとんどなく、この季節、早朝はジョギングする人や散歩する人たちが行き交う程度で、とても静かで透明な空気を感じることができます。

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APSIPA2011に参加して

先月、中国陝西省西安で行われたAPSIPA2011に博士後期課程の学生と論文口頭発表をしてきました。学生と2人で国際会議に参加し、2人とも発表したのは、昨年2月のケンブリッジ大学での国際会議以来です。信号処理、音声処理、画像処理等の専門家が集う学会APSIPAに参加したのは今回が最初でした。

西安は、昔は長安と呼ばれ、シルクロードの起点でもあり、日本人にとっては、遣隋使、遣唐使を派遣した歴史的な都市でもあります。また、秦王朝時代の都であった咸陽市は、同じ陝西省にあり、このため西安空港は、西安咸陽国際空港とも呼ばれるそうです。

写真は、Tang Dynasty Xi’anで行われたバンケットの様子、始皇帝像、学会会場の様子、ならびにバンケットでの出し物の様子です。

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2011年KDEラボ恒例バーベキュー会

何と、わがKDEラボは、昨年に続き、研究室対抗スポーツ大会連覇を果たしました (9月20日)!  その余韻も覚めぬうち、9月28日、ほぼ1年ぶりに、KDEラボ恒例、バーベキュー会を行いました。バーベキュー会は、本研究室では、B4(学部4年生)が幹事となり、毎年夏から秋にかけて、豊橋を中心に静岡県西部、愛知県奥三河、渥美半島北西部など、分散して車で出かけてきました。今年は、浜名湖のほとりの渚園で行いました。ほとんど日陰もなく、ただ広い湖畔の広場でしたが、学生にとっては、後期授業開始前、夏休みの最後に、多少なりとも気分転換できたのでは、と想像します。

写真は、バーベキュー場の管理人に、解散前に撮っていただいた集合写真です。

picnic2011
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第25回ISO SC24総会に参加して

8月末に約一週間、ISOの仕事でUSAサウスダコタ州ラピッドシティに行ってきました。冬は極寒の地ですが、夏は避暑地としてアメリカ人の観光客も多い場所として知られています。なぜ観光地かというと、有名な4人の大統領の大彫刻があるラシュモア山があるからです。これまでは、ヒッチコックの映画でこの大彫刻(のセット)のことは知っていましたが、これほど国内から観光客がきている場所だとは思っていませんでした。ラピッドシティからラシュモア山まではバスで1時間ほどかかります。ラピッドシティ市内には、小川や公園もあり、ちょっと郊外に出るととても長閑な田舎町という印象でした。

写真は市内の公園とラシュモア山です。

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SIGIR2011に参加して

5年ぶりに情報検索の国際会議ACM SIGIR2011(北京)に参加しました。SIGIRの参加も5年ぶりなら北京も5年ぶりで、前回はオリンピックの前でしたが、あまりの変わりように、空港で道に迷いそうになりました。空港は以前と異なり圧倒的に広く綺麗になっていました。ホテル周辺にも、外国人が多く、昔の新宿、上野あたりを彷彿とさせるくらい活気を感じました。

会議の方は、参加者800人以上というRecordを出したようで、そのうち300人以上が中国からの参加者、100人以上が米国からの参加者でした。チュートリアルや論文の内容的には、「機械学習」を利用した研究がぐっと増えているように感じました。そういえば、情報検索のバイブル (Ricardo Baeza-YatesらのModern Information Retrieval)の、技術的内容が刷新され増強された第2版が今年はじめ12年ぶりに出て、この分野の研究や教育が今も進展していることを感じました。著者であるBaeza-YatesさんもスペインのYahoo!から来訪し、編集委員長としてオープニングスピーチをされていました。

写真は、SIGIR2011の論文発表セッションが今にもはじまる前の様子と(左)、学会の会場であったホテルのほど近くにあり、早朝なのに観光客があふれていた「天安門広場」(右)です。

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今年も暑い夏のようです

7月になり、暑い夏がしばらく続いています。東海地方はまだ、梅雨は明けていないようです。先週土曜日に高専生の編入学力試験も終わり、先月の推薦入試と合わせ、すべての3年編入学試験は終了しました。受験生の皆さん、お疲れ様でした。ところで先週は、毎年恒例の研究室ボウリング大会が行われました。あと、ひと月で前期も終り、期末試験に突入しますが、しばしの休息と研究室内の親睦になったのでは、と期待しています。

写真は、学内にあるハナツクバネウツギを飛び回る「クマバチ」(左)と、この時期、多くの実がなり、独特の匂いで、鳥たちが集まっている、これも学内に沢山植えられているヤマモモの木です。なお、クマバチはその大きさとブンブ-ンという飛翔音で怖がる人が多いですが、ハナバチの一種で、少なくとも花にきているクマバチは、人を刺したりしない、かわいい昆虫です。

kumabachi Yamamomo
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5月を迎えて

平成23年度もはや一カ月終わり、学内を歩いていても「風」がとても気持ちいい季節になってきました。

学内再編は2年目を迎え、学部1―2年と、博士前期課程1―2年生までの再編が進行しました。来年度からはいよいよ高専からの学部3年生の編入に対しても学内再編が進行します。

写真は、雨上りの中庭と、技科大の周辺にも多く咲いているハナミズキです。

Nakaniwa1 Hanamizuki
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